大きい土地に小さい家を建てたい
私は小さい家が欲しいのです。
今は、古い日本家屋を安く買ってチョコチョコと自分でリフォームしながら住んでいます。
日本家屋、落ち着くし、おしゃれにもできるし、好きなんだけどね。
昔の家って広い。広すぎる。
ウチは離れまでありますが、離れだけでも4部屋あって、住んでいる方は8部屋の合計12部屋あります。
実際に使ってるのが、そのうちの5部屋だから7部屋は無駄なスペースになってます。
このことを思うと、いつもちょっとイラっとしてくるんですよ。
無駄がどうも嫌いでね。
タイニーハウスっていいな
だいたい私タイニーハウスに憧れているくらいです。
タイニーハウスって、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、アメリカが発祥だと思いますが、とにかく小さい家です。
トレーラーハウスのように車輪のついているものもありますし、しっかり基礎のあるようなものもあります。
リーマンショックの時とか、災害の時とかに、特にアメリカでこの住まい方が注目されて、流行になっていた記憶があります。
建築費用の安さも大きな魅力なんだけど、そのシンプルな暮らし方の持つ精神性に惹かれている人も多いと思います。
私もその一人で、タイニーハウスを知った時は感動しました。
書きだすと止まらなくなりそうなので、またおいおい、その辺のことについても詳しく書きますね。
坂口恭平さんにも刺激された
それに、私、坂口恭平さんが大好きです。
色んな本を書いたり、音楽作ったり、絵を描いたりしている稀有な人で、本当に大好きです。
坂口さんは段ボールハウスに住まう方たちと仲良くなって、その住まいが大変優れていることに気づいて、それを本に書いて教えてくださったんですね。
そもそも、世の中の見え方からも住まいの捉え方は変わってきて、彼はレイヤーという言葉を使われていたと思いますが、都市にしても人それぞれでその見え方や感じ方がガラッと変わって、実に多層なんですね。
段ボールハウスの方からすると、その玄関を出たスペースはリビングでもあるし、公園の水飲み場はダイニングに置かれたウォーターサーバーのようでもあるんですね。
色々、税金を払わないでとか、自分の所有物ではないのにとかそういった問題もあって、それは無視できないことでもあるのですが、
ただ、そこで実際に物理的に起こっていることだけを切り取って、観察してみると、怒られるかもしれないけど、すんごく面白いわけです。
そういう発想の転換のような、ワクワクする閃きをいつも彼は与えてくれます。
家って高いね
そもそも、家って本当に高くないですか?今更、そこに疑問を持っちゃおしまいじゃんってとこでもありますが、ビックリするくらいに高い。
でも、住処は大事だから、高額なローンを組んで家を買うことは、半ば当たり前のこととして誰もがしていることで。
よく賃貸の家賃と比較されているから、それならば自分の資産になる不動産を買ってそれに支払続ける方がいいじゃないかということになるんだけど、
私はどうしても勇気が出ない。
その高額さがどうしても受け入れられなくて、いや、お金がないからということはもちろんだけど、頭も心も理解できないでいてね。
今は簡単に買えるくらいの安くて古い家を買って暮らしているわけです。
でも広すぎてね。安くて小さい家いいなと。
家の広さはそんなに重要じゃない
家の広さは好みにもなるんだろうけど、私にはそんなに必要じゃなくてね、前は夫と子どもと2DKの狭いアパートに住んでたんだけど、そのくらいの広さが私にはちょうど心地良くてね。
一部屋リビングになってたので、子ども部屋を思うともう一部屋いるなとなって家を探し始めたのですが、そう、部屋が2つあって、LDKがありさえすればもう十分なんです。
広い土地を畑とか好きに使いたい
家よりも私は土地に広さを求めています。
畑がしたい。木を植えたい。小屋を作りたい。
好きにできる土地が欲しいのです。畑はね、冷蔵庫と一緒なんです。季節に応じて色んな野菜ができるでしょう。それを庭に出て今日は何をしようかなと、冷蔵庫をのぞくように畑をのぞく。
それが私の夢なんです。
今でも土地はすごく広いのですが、土地いっぱいに家が建ってってね。
小さい庭でもちろん色々育てたけれども満足できなくて、ちょっと家から離れた所に2か所も広い畑を借りました。
それも楽しかったけれど、自然農法とか不耕起栽培とかがしにくい。
ひっそりと畑の一角にだけその栽培方法でやってたんだけど、これがすごくよかった。
生命力の強い、いい野菜がとれた。
でも、周りの畑のおじいちゃんおばあちゃんたちは、そういうのあまり好きじゃなくてね、みなさんと同じような農法しないとという暗黙の了解のようなのがどこの畑にもあるんですね。
良かれということで善良なご近所さんに農薬をすすめられるんだけど、それだけはしたくなくてね。それを毎回なんやかんやと言って断るんですね。
なんかそういうのがめんどうになって辞めてしまいました。
だから、草ボーボーの畑をまたやりたくてやりたくてしょうがないんだけど、やっぱり自分の土地じゃないとねってのがあってね。
果物がなる木も植えたいし、小屋も建てたい。
あわよくば、少しだけでもいいから米も作ってみたいなとか色々妄想してます。
大きな土地の小さい家を持つのが夢
つまり、大草原の小さな家ではなく、大きな土地の小さい家が欲しいんですよね。
その目的のために色々苦労して調べたり、住宅会社に行ったりしてるので、また、そういった話もおいおい書いていけたらと思います。